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離乳食は遅い方が良い


21世紀は近代科学見直しの時代です

20世紀の科学は猛烈な勢いで発展してきましたが
そのプロセスでさまざまな弊害が起きていることも事実です

この辺で立ち止まり、今まで人類が歩んできた道を
振り返ってみようという動きがあちこちで起きています

それは育児においても例外ではないと思います

戦後の日本は、親たちが「スポック博士」の
育児書をバイブルのごとく信じ
厚生省・医師たちまでが
それまでの日本の伝統的な子育てを
時代遅れと捨て去りました

今の若者たちに多い
電車の中で化粧をする・自分本位で思いやりが無い
人の迷惑を考えない

添い寝や抱き癖を否定して
徹底的にアメリカ式個人主義と自立主義を
取り入れた結果です

生きていくのに不可欠なのが
呼吸と睡眠と食事です
その呼吸を鼻からでなく口からの
口呼吸をする人が増えています
口呼吸は多くの弊害を生みます

それを防ぐのは母乳を昔のように
二・三歳までやることが一番の訓練になります
断乳を早くすることなどもっての外なのです

又冷たいもの中毒になっている日本人が多い

外国人は日本人ほど冷たいものを取りません
冷たい食べ物・飲み物で腸を冷やし冷血動物のように
問題の“切れる十七歳”の原因にもなります

腸を冷やすとしもやけのような状態になり
何でもそのまま吸収されてしまい
アトピーになったりひどい場合は
潰瘍性大腸炎・リュウマチ・クローン病になります

ほとんどの病気が腸を冷やすこと
口呼吸をすること、そして寝不足が原因で起こるのです

特に身体を冷やすと大人も子供も健康を害します

しかし今の日本で最も間違っているのは
離乳食に対する考え方です
これは昭和四十一年に監修された
「スポック博士の育児書」を
進歩的で素晴らしいと
母子手帳や保健所で強い指導が行われました
しかしアメリカではもう二十年以上前に
医師たちから完全否定されています

アメリカでは赤ちゃんに蛋白質は
“ポイズン”毒であると指導しています
これは昨日の日記で詳しく書きました

母乳で本来足りるのです
足りないと思い込んでミルクを足す人が多いのですが
大変残念です
一時体重が増えなかったりすると
保健所ではスポック式でミルクを足せと指導しますが
これが間違いの元です
戦後母乳で育てなくなってしまったため
今のおばあちゃんは母乳の正しい知識が無く
アドバイス出来ません
桶谷式の母乳の本は
大変参考になりますので一度お読みください
桶谷式でマッサージをすると絶対痛くありません
痛いマッサージはお乳を傷めます
正しい母乳の知識を身につければ
ほとんどの人が母乳だけで足りるのです
これから育てる人・今足りないかもと思っている人
ミルクを足さないでください

母乳だけの子は肌がとてもきれいです
小さくてもとても健康です

母子健康手帳の基準に合わせて太らせると
ぶよぶよで不健康になり
アトピーにかかって薬などで
一旦三歳ごろよくなったように見えても
今度は小児喘息を発症
それがよくなったらアレルギー性鼻炎
一生アレルギーと縁が切れなくなります

アメリカでは今や母乳推進
離乳食を早く進めていませんが
日本では流れに逆らっていまだに
五ヶ月に成ったら離乳食などという
指導が行われているのです

何事も対応が遅いのが日本です
家族を守ることが出来るのは母親だけです

二歳半までは出来るだけ母乳中心で行きましょう
ただ一歳半頃になってどうしてもあげたい時は
白米のおかゆを少量与えましょう

こうする以外に赤ちゃんの免疫系をきたえられません

これが哺乳類の一員であるヒトの赤ちゃんの
正しい育て方と言えます

ちなみに私はスポック博士の育児書を読みませんでした

松田道夫博士の育児書で母乳推進の本でした
そのお蔭でアレルギーとは縁無く
又母乳で育った子はあまり他のものを食べたがらないので
肉・魚・卵をまったく受け付けてくれなかったのです

当時の栄養学で心配をしましたが
運動能力・学力ともに文京区でも指折りに育ったので
栄養が足りないのではと心配をする必要ないと
私個人的にもそう思います



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